序 章
宮沢賢治思想の中核を探る
法華経はどんなお経か
第一章 幼少・青年時代(〜大正9年)
浄土真宗に育まれた
模索の時代
法華経との遭遇
廃仏毀釈の嵐と仏教
なぜ国柱会か
宮沢賢治の国柱会入会
第二章 上京中(大正10年)の賢治
家出上京
上京中の生活
上京中の生活(続)
上京中の法華経の布教活動
父の来訪と上方旅行
第三章 農学校教師時代
花巻へ帰宅し稗貫農学校教諭となる
農学校教師時代
同僚達と法華経
妹トシの死と法華経
「法華堂建立勧進文」について
花巻教会所の創立から身照寺へ
第四章 「雨ニモマケズ手帳」から臨終まで
「雨ニモマケズ手帳」について
「雨ニモマケズ手帳」と法華経
埋経について
常不軽菩薩か観世音菩薩か
「雨ニモマケズ手帳」に見る闘病生活
「雨ニモマケズ手帳」以後一年
臨終の年、昭和八年
臨終前後、九月十七日から二十一日迄
芸術としての人生 ― あとがきに代えて 牧野立雄
初出一覧
|