口絵
序 (宮沢賢治)
はじめに
第一部 宮沢賢治童話集
おきなぐさ
いちょうの実
やまなし
めくらぶどうと虹
水仙月の四日
双子の星
竜と詩人
イーハトーボ農学校の春
なめとこ山の熊
第二部 癒しの解読
I .心で読む宮沢賢治
はじめに
宮沢賢治の原点 愛が“法”であること
破滅の原理に生きる人間「蜘蛛となめくぢと狸」
本当の愛は自己犠牲の愛「双子の星」
自然界の愛をうたう詩人(設計者)の誕生「竜と詩人」
自然界の愛をしると生き方が転換する
─氷砂糖をほしいくらいもたないでも─
II .植物の愛
花鳥童話を読むその1「おきなぐさ」にみる植物の聖性
花鳥童話を読むその2「いてふの実」にみる植物の愛の本質
花鳥童話を読むその3「やまなし」癒しの 力 を映した青い幻燈
花鳥童話を読むその4「めくらぶだうと虹」
III .雪どけの光
氷る月「なめとこ山の熊」
白い墓「フランドン農学校の豚」
ひとこと
やどりぎに託された自然界の愛「水仙月の四日」
「イーハトーボ農学校の春」にみる光の思想
太陽マジック
あとがき
初出一覧
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