定価 3,200円 +税 LYRA-3024
制作/リラ研究グループ自然音楽研究所
発売/でくのぼう出版
1.姫りんごと春の風のうた
2.アロエのうた
3.雪渡り
4.八手と正木のうた
5.白つめ草の灯り
6.タンカンの実の歌
7.二本の銀杏(いちょう)の月への賛美歌
8.初夏の風
9.雲のうた
<ピアノ組曲> 水仙月の四日
10.Ⅰ.プロローグ
11.Ⅱ.奇麗な日曜日
12.Ⅲ.カシオピイアとアンドロメダ
13.Ⅳ.水仙月の四日
14.Ⅴ.エピローグ ~ 黄金(きん)のやどりぎ
作曲・歌・ピアノ /青木由有子
リコーダー/水元 若(3)
合唱指揮/青木由起子(9)
合唱/リラ頌歌隊(9)
「妖精のうたごえ」以来の自然界から聴き取った曲を集めたCDです。いつものように自然が歌っていたままを聴き取り、その心をそのまま、出来る限り再現致しました。
自然から聞こえたままなので、アカペラ、ピアノ、ヴォカリーズ、リコーダーの旋律のみで、合唱にも歌詞がついておりません。是非、自然の中で爽やかな空気を吸い込むような気持ちでリラックスして聞いて頂きたいな、と思い編集や音作りもしました。歌詞が無いのでBGMにも最適だと思います。
<曲について>
植物や風が歌っていた歌をそのまま聴き取ってアカペラで歌った「アロエのうた」「八手と正木のうた」「タンカンの実の歌」「初夏の風」、神社の御神木から聴き取った「二本の銀杏(いちょう)の月への賛美歌」は神聖な雰囲気のアカペラ二重唱、明るく優しい「姫りんごと春の風のうた」と静かな「白つめ草の灯り」はピアノ伴奏とヴォカリーズ。「雲のうた」は刻々と変化する空の様子をソロと合唱とピアノで描き出しています。無邪気で明るく突き抜けたリコーダーの「雪渡り」、5曲で一つの物語になっているピアノ曲「水仙月の四日」は宮沢賢治の「童話の中の自然」から聞こえてきたメロディーを聴き取ったものです。
今回は人間の心は入っておらず、純粋に自然の心だけを集めた曲集です。私の声の向こうにある、自然界の優しい心を感じて頂ければ嬉しいです。