2003.6.7 鎌倉芸術館でのコンサートを、ライブの魅力そのままに1枚のCDに収めました。
CD化の要望が多かった「龍神」をはじめ、自然音楽の新ジャンルである朗読歌曲「中空(なかぞら)を行く銀河鉄道」、新曲「春はかえる」「いやしの歌」、そして心に響く癒しの朗読の数々。
これまでライブでしか聞けなかった至高のリラヴォイスをどうぞお聴き下さい。
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曲の解説(青木由有子) ※
CDより一部ご紹介します |
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5.-6. |
ニューヨーク あ・ら・bye |
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コンサートのプログラムを決めた後、アメリカとイラクの戦争が始まりました。それで急きょこの曲を入れました。この詩はニューヨークの同時テロが起きたすぐ後に書かれたものです。しかし、ただテロの悲惨さを訴えているのではなく、もっと根本的な問題をうたっています。私達が全ての生命、他人も、動物も、植物も、自分と同じ命と思わない限り、武器があっても使わない手を持たない限り、戦争は無くならない、誰も幸福にはなれない……。地球上から、戦争や争いが全て無くなるその時まで、歌い続けたい歌です。 |
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7.-10. |
春はかえる 〜 いやしの歌 |
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「春はかえる」「いやしの歌」。これは二つで一つの兄弟のような詩だそうです。「いやしの歌」のメロディーは、コンサートの数週間前に出来たばかり、初めてこの日に発表しました。この2曲はこのひどい、色々な事が起こるこの世の中で、何か、全く違う新しい世界を見せてもらうことが出来る、希望、安らぎ、まさに癒し――そんな感じがします。 |
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12. |
龍 神 |
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99年の9月、私は京都、奈良へ家族で旅行に出掛け、貴船神社の総本社へ行きました。山の上にある奥宮へと坂道を登っていた時の事です。どこからか歌が聞えて来るのです。低い低い男性の声で、日本調のメロディー、辺りを守るかのような祈りの歌でした。「この声はどこから聞えてくるんだろう?」と歌声をたどって行くと、神社の鳥居の中から聞えて来ます。さらにたどってゆくと、何とそれは一番奥のお社の中から聞えていたのです。お社の中で誰かが歌ってる!(念のため中をよく覗きましたが誰もいませんでした。)そのメロディーを聞き取り、発展させ、合唱をつけたのがこの曲です。神様の歌かどうかは分かりませんが、その奥宮の主祭神が龍神でしたのでこれを曲名としました。龍神の心を歌っていると同時に、人間が龍神を呼ぶ祈りの歌でもあります。歌うと本当に龍神がやって来る気がします。 |
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1. |
おきなぐさ 〜風と草穂〜
(ライアー弾き語り)
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2. |
朗読「やまなし」より「五月」
(朗読 月読かぐや・水元 若)
※録音は違いますが、同じ曲の動画です |
3. |
種山ヶ原(歌・ピアノ) |
4. |
はるかな木よ(歌・ピアノ・合唱)
※録音は違いますが、同じ曲の動画です |
5. |
朗読「ニューヨーク あ・ら・bye」
(朗読 山波言太郎) |
6. |
ニューヨーク あ・ら・bye
(ライアー弾き語り)
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7. |
朗読「春はかえる」(朗読 山波言太郎) |
8. |
春はかえる(歌・ピアノ・アルト)
※録音は違いますが、同じ曲の動画です |
9. |
朗読「いやしの歌」(朗読 山波言太郎) |
10. |
いやしの歌(歌・ピアノ) |
11. |
朗読歌曲「中空を行く銀河鉄道」
(朗読 山波言太郎/歌・ピアノ) |
12. |
龍 神(歌・合唱)
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13. |
生命の樹 〜わたしのふるさと〜
(歌・ピアノ・アルト)
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青木由有子 |
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歌・ピアノ・ライアー |
山波言太郎 |
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朗読 |
月読かぐや |
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朗読 |
水元 若 |
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朗読 |
青木由起子 |
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指揮・アルト |
星野由利子 |
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ピアノ |
リラ頌歌隊 |
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合唱 |
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